今年も春がやってきました

キューブマスの手毬枡と金柑

遠距離介護で月に何回か実家に帰省しているスタッフがおります。

数年前にお母様が亡くなり、施設に入っているお父様をその時に家に連れて帰り、つかの間の親子の時間を過ごしています。
毎回慌ただしく帰省している彼。
4月のはじめに帰省した時、ふと 裏庭を見上げると、金柑の実がたわわになっていました。

 

 

亡くなったお母様が植えた金柑の木。
若い時は見向きもしなかった彼でしたが、なぜか今年は一つ採ってみて口に中に入れました。
甘酸っぱい香りと味が鼻にぬけていきます。

「母もこうやってそういえば庭に出て頬張っていたな」と記憶や蘇りました。
木の下には、むくどりが一口だけついばんだ金柑がポロポロと落ちています。
「今年はひとつ採ってやろうか」ということで、時間の許す限り金柑採りをしました。

金柑採りをしていると、ふとみるとセミの抜け殻を発見!
お母様の亡き後、お父さまの介護で金柑のことはもちろん、こんな動物の生の繰り返しを気づく時間も
心の余裕もなかったそうです。

 

キューブマスの金柑

 

 

1時間ほどかけて金柑採りをして、家族やスタッフにもおすそ分け。

キューブマスの手毬枡と金柑

 

金柑は、甘露煮がポピュラーですが、こうやって生のまま口にポンポンと放り込むのもまた新鮮。
風邪の予防や美肌効果やデトックス効果もあります。皮に栄養がある多く含まれるということで
小さいながら栄養価の高いフルーツです。

女性スタッフは手毬枡に入れて仕事しながら手毬のようにポンポンと口にほおばりました。

 

今年も春はやってきました。

今年も金柑は主が亡き後も生をたわわにつけていました。

今年の夏はまたセミの命のリレーがはじまります。